企業 経営分析 イオン

今回はイオンの経営分析をしてみたいと思います。
前回話をした3つに重要指標である、【利益】、【営業キャッシュフロー】、【ROA】はどうなっているのでしょうか。
下の図は、今期と前期のデータを加工したものです。
億以下を切り捨てて計算しています。単位は100万円です。

画像

【純利益】
まず前期と今期を見比べてみて明らかなのは、利益が、23,000→2,000とおよそ、1/10になっていることです。
財務諸表(非掲載)をみると、営業利益が前期比で半分になっていることが主な原因のようです。


【ROA】
ROAとは、営業利益を総資産で割ったものです。
ROAも前期比で二分の一程度に下がっています
総資産自体は前期比で4%伸びていますが、営業利益が前期比で半分になっているがROAの下落要因であることがわかります。

【営業CF(キャッシュフロー)】

営業CF自体はプラスですが前期比5分の1程度に下がっています。

以上、3つの指標から言えることは、利益を稼ぐ力が低下し、純利益が減ったといえます。また、資金を生み出す力
た低下していることがわかります。

注意)資金を生み出す力とは実際のお金のやりくりの力で、利益を稼ぐ力と区別しています。

さらに財務諸表をみると、売上高は15%伸びているのですが、営業原価や販売費などのコストがかさんだ結果、営業利益が約半分になったことがわかります。
中間報告書では、「増税後の消費回復が緩やかに留まった」ことや「天候不順により、衣料品をはじめとする季節商品の売り上げが影響」したためだとしています。

さらに日経新聞で調べてみると、「プライベートブランドのトップバリュ」の稼ぐ力の低下もあるようです。
トップバリュは消費増税後も大半の価格を据え置いたことや、円安による原材料の高騰が原因で利益率が低下したようです。
また、赤字であるダイエーを完全子会社化したことで売上げは伸びましたが、利益が減りました。

イオンはこれから大きく方向転換をするようです。「総合スーパーは食をテーマにした専門店などに抜本的に転換する」と岡田社長が方針を示しています。

今後の経営に期待です。株投資はひとまず見送ります。

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